長引く背中と腰の痛み 広島大手町で根本改善した実例
目次 ー
はじめに:限界を感じていた日々
毎日のデスクワークと立ち仕事、そしてヒールでの移動。気づけば背中全体がバキバキで、自分でマッサージをしても追いつかない。腰の痛みも慢性化して、過去にヘルニアを経験した恐怖が頭をよぎる。
「またあの激痛が来たらどうしよう」
そんな不安を抱えながら、仕事を続けるしかない日々を送っている方は少なくありません。
広島市中区大手町のリリーフポート整体院には、まさにそんな状態で来院されたK様がいらっしゃいました。学生時代から続く慢性的な肩こり、背中のバキバキ感、そして腰の痛み。月に一度のマッサージでは追いつかず、「もう限界かも」と感じていた状態でした。
この記事では、K様の実際のカウンセリング内容と施術の様子を通じて、慢性的な痛みの本当の原因と、その根本的な改善方法についてお伝えします。
K様が抱えていた複合的な悩み
長年蓄積された身体の不調
K様が初めて来院されたとき、訴えられた症状は一つではありませんでした。
背中全体のバキバキ感が最も気になる症状でした。デスクに向かっていると、背中から腰にかけての重だるさが増していき、集中力が途切れてしまう。自宅ではバランスボールやストレッチポールを使ってセルフケアを試みるものの、「やっぱり自分では限界がある」と感じていました。
腰の痛みも深刻でした。過去に腰椎と頸椎のヘルニアを経験し、当時は整形外科で勤務していたこともあり、職場で腸腰筋注射を受けたほどの状態だったそうです。今でも念のためコルセットを職場に置いており、「何かあったときに怖い」という不安を常に抱えていました。
首の左側に歪みがあると以前整体で指摘されており、そこからくる不調も気になっていました。歯ぎしりもひどく、朝起きると口が開きにくくなることもあるとのこと。食いしばりによる顎周りの緊張も、全身の歪みと関連していると感じていました。
仕事環境が生み出す負担
K様の職場環境は、身体への負担が大きいものでした。
立ち仕事とデスクワークの両方をこなす日々。しかもヒールを履いたままの立ちっぱなし、座りっぱなしという状態が続きます。肩掛けバッグを常に同じ側にかけているため、左右のバランスが崩れやすい環境でした。
インカムを装着しての業務も多く、「インカムが落ち着かなくて、しっくりこない感じ」があったそうです。これは後の検査で判明するのですが、前庭系の機能低下と関連していました。
右手首を過去に2回骨折した経験があり、人にぶつかられたり、バレーボールにぶつけたりといった事故でした。「あんまり触られるの得意じゃない」という不安も抱えていました。
睡眠と回復力の低下
身体の不調は睡眠にも影響していました。
睡眠時間は約5時間。早く寝てしまうと2時頃に目が覚めてしまい、そこから5時くらいまで起きている状態が続く。細切れの睡眠で、身体の回復が追いついていない様子でした。
視力も2.0から急激に低下し、特に左目のぼやけが気になるようになっていました。パソコンやスマホの使用時間が長く、目の疲れも慢性化していました。
むくみやすさも悩みの一つでした。顔やふくらはぎがむくみやすく、マッサージを受けても「水が残っている」と指摘されることが多かったそうです。
来院を決めた決定的な理由
セルフケアの限界と不安の増大
K様が整体院を訪れることを決めたのは、複数の要因が重なったからでした。
自分でできるケアはすべて試していました。ストレッチ、筋トレ、バランスボール、ストレッチポール。通勤時には15分ほど歩くようにして、なるべく身体を動かす工夫もしていました。
それでも症状は改善せず、むしろ悪化していく感覚がありました。「背筋はちょっと限界立つぐらいになってます」「そろそろ結構限界かな」という言葉からは、切実な状況が伝わってきます。
月に1回、または3ヶ月に1回程度マッサージに通っていましたが、一時的には楽になるものの、すぐに元に戻ってしまう繰り返し。「ひどくなったら行くスタイル」では、根本的な解決にならないことを実感していました。
ヘルニア再発への恐怖
過去のヘルニア経験が、大きな不安要因となっていました。
「ストレスとかでちょっとサイブになったりしたので、ちょっと怖いな」という言葉には、再発への恐怖が込められています。整形外科で働いていた経験があるからこそ、症状が悪化したときの深刻さを理解していました。
コルセットを職場に常備しているのも、「何かあった時に怖い」という不安の表れです。仕事を続けながら、いつ激痛が襲ってくるかわからない緊張感の中で過ごしていました。
根本原因を知りたいという願望
K様は単に痛みを和らげたいだけではなく、「なぜこうなるのか」を知りたいと考えていました。
整形外科では「背中の湾曲が少ない」「腰に負担がかかりやすい」と言われ、整体では「左側の歪みがある」と指摘されました。しかし、それらがどう関連しているのか、どうすれば根本的に改善できるのかは明確になっていませんでした。
足のアーチがなく、外側ばかりで歩いている感覚もあり、足のサロンにも通ったことがありましたが、続けられませんでした。「体がしんどいのかな」と感じながらも、何から手をつければいいのかわからない状態だったのです。
詳細なカウンセリングで見えた全体像
多角的な問診の実施
リリーフポート整体院では、まず丁寧なカウンセリングから始まります。
K様の場合、主訴である背中と腰の痛みだけでなく、首の状態、過去の怪我、仕事環境、睡眠状況、運動習慣まで、幅広く聞き取りを行いました。
「背中はどの辺りが特に気になりますか」という質問に対して、K様は背中と腰の境目あたりを指さしました。左右差については、「押さえるとちょっと痛い」部分が左側に多く、右側はそこまで痛くないとのこと。
腰の痛みについては、「腰から来てるのかな」と感じており、腰がひどい時に反らしたり捻ったりすると、ゴリゴリと音がすることもあるそうです。その状態が背中にも影響していると考えていました。
首の張りと歯ぎしりの関係についても詳しく伺いました。「朝あんまりひどいと口が開きにくくなって」という症状は、顎関節だけでなく、首や肩の緊張とも深く関連しています。
過去の怪我と現在の症状の関連
過去の怪我の履歴も重要な情報です。
右手首を2回骨折した経験があり、小学校の時に人にぶつかられて、その後バレーボールにぶつけたとのこと。「あんまり触られるの得意じゃない」という感覚も、過去のトラウマと関連している可能性があります。
首と腰椎、頸椎のヘルニアの経験は、現在の症状と直接的に関わっています。当時は整形外科で働いていたため、職場で腸腰筋注射を受けながら仕事を続けたそうです。その時の経験が、「何かあった時に怖い」という不安につながっています。
右足の薬指も過去に骨折しており、「足の描き方が微妙に多分変わってしまって」という自覚がありました。これが全身のバランスに影響している可能性も考慮する必要がありました。
生活習慣と環境要因の把握
日常生活の詳細も重要な情報源です。
睡眠は5時間程度で、細切れに目が覚めてしまう状態。11時に寝ても2時頃に目が覚め、そこから5時くらいまで起きていて、また少し寝るという不規則なパターンでした。
運動習慣については、時間があればストレッチや筋トレなどの軽い運動を自宅で行い、通勤時に15分ほど歩く程度。「なるべく体を動かすようにしている」という意識はあるものの、仕事の忙しさで十分な時間が取れていない様子でした。
視力の低下も気になる変化でした。もともと2.0あった視力が、最近では1.2、さらに落ちていると感じており、特に左目のぼやけが顕著でした。「メイクとかしてても、こっちが落ちた。ぼやける」という日常的な不便さを感じていました。
科学的検査で明らかになった真の原因
姿勢分析と身体の歪み
カウンセリングの後、詳細な検査を行いました。
まず姿勢の写真撮影を行い、立位での左右差を確認しました。青いセンサーで測定すると、左肩が高く、右肩が下がっており、約1インチ(約2.5cm)の差がありました。
座位よりも立位の方が左右差が大きくなることから、立っている時に右側への揺れを補正するために、左側の筋肉が過剰に働いている状態だと判明しました。
背中の触診では、左側の方が硬く、特に肩甲骨周りの筋肉が緊張していました。腰は背中と腰の境目あたりに圧痛があり、左右ともに同程度の硬さでした。
首の可動域をチェックすると、上を向く動作では問題ありませんでしたが、左右への回旋で若干の制限がありました。肩の挙上動作では、肩甲骨の動きが制限されており、胸郭全体の柔軟性が低下していることがわかりました。
三半規管と平衡感覚の検査
バランス検査では、予想以上の揺れが確認されました。
両足を揃えて立ち、目を閉じた状態で30秒間静止してもらう検査を実施しました。通常であれば多少の揺れはあるものの、ある程度安定して立っていられるはずですが、K様の場合は右側への揺れが顕著でした。
「結構揺れてました?」という質問に対して、K様自身も「揺れてました」と自覚されていました。この揺れは、右側の三半規管の機能低下を示唆しています。
デスクワークや立ち仕事で頭部が固定される時間が長いと、頭を揺らす頻度が減少し、三半規管や前庭系の機能が弱まることがあります。特にインカムを装着しての業務が多いK様の場合、「インカムが落ち着かなくて、しっくりこない感じ」という訴えは、この前庭系の機能低下と関連していると考えられました。
空間認知能力が低下すると、自分の身体がどの角度にあるのかを正確に認識できなくなります。その結果、無意識のうちに全身に力が入り、筋肉の緊張が慢性化してしまうのです。
眼球運動と視覚機能の評価
目の動きと機能についても詳細な検査を行いました。
横方向への眼球運動(サッカード運動)は比較的スムーズでしたが、寄り目にする動作(輻輳運動)では問題が見つかりました。理想的には白目が完全になくなるまで寄せられるはずですが、K様の場合は左右ともに若干白目が残っており、特に左側の方が寄り切れていませんでした。
瞬間的な眼球運動の検査では、ターゲットに素早く視線を移動させて、すぐに正面に戻す動作を繰り返しました。この時、眼球が正しいポジションに一度で到達できず、カクカクとした動きになっていました。戻る時にもターゲットからずれてしまい、そこから修正が入る様子が確認できました。
光の調整機能(瞳孔反応)の検査も実施しました。通常、強い光を当てると瞳孔は約3分の1程度小さくなりますが、K様の場合はあまり小さくならず、特に左目はほぼ反応しない状態でした。
これらの検査結果から、デスクワークやスマホのブルーライトによって、目の調整機能が低下していることが明らかになりました。
血流と自律神経のバランス
指先の血流測定も行いました。
PI値という指標で血流の状態を測定したところ、右が7点、左が8点でした。どちらも極端に悪いわけではありませんが、左右差があることが問題でした。
この左右差は、自律神経の調整機能が低下していることを示しています。自律神経は血流をコントロールする重要な役割を担っており、そのバランスが崩れると、本来の回復能力も低下してしまいます。
K様の場合、睡眠が細切れで十分な回復ができていないことも、自律神経の乱れと関連していると考えられました。身体は歪んでも、通常であれば睡眠中に修正されるはずですが、その回復が追いついていない状態だったのです。
複合的アプローチによる施術の実際
脳幹へのアプローチ:根本原因の修正
施術はまず、脳幹への直接的なアプローチから始めました。
人間の姿勢制御や痛みの調節は、脳幹が主導しています。視覚、固有受容覚、内臓感覚の3系統が脳幹に統合され、それがアウトプットとして筋緊張や姿勢のエラーとして現れます。
一般的な整体やマッサージは、末梢の筋肉や骨格へのアプローチのみですが、リリーフポート整体院では、三叉神経への振動刺激を通じて脳幹に直接アプローチします。
専用の振動機器を使い、100〜200Hzの振動刺激を三叉神経に与えました。三叉神経は脳幹と直接つながっており、適切な振動刺激を与えることで、中枢性の姿勢制御エラーを修正することができます。
この脳幹へのアプローチを先に行うことで、続く末梢へのアプローチの効果が格段に高まります。脳のエラーを取ってから身体を整えるという順序が、持続的な改善につながるのです。
筋膜リリースと深部組織へのアプローチ
脳幹の調整後、イタリア発の筋膜マニピュレーション技術を用いて、深部の癒着を解放していきました。
K様の背中は「めっちゃゴリゴリ言ってます」という状態で、長年の蓄積による筋膜の癒着が顕著でした。特に肩甲骨周りと背骨の下部の柔軟性が著しく低下していました。
筋膜は全身を網目状に覆う組織で、一か所の癒着が連鎖的に離れた部位の痛みや可動域制限を引き起こします。K様の場合、背中の筋膜の癒着が、腰や首の症状にも影響していました。
施術中、「意外と痛いですよね」という反応がありましたが、これは深部の癒着に到達している証拠です。表面的なマッサージでは届かない層にアプローチすることで、根本的な改善を目指します。
左右を比較すると、左側の方が硬く、痛みも強い状態でした。これは姿勢分析で確認された左肩の挙上と一致しており、左側の筋肉が常に過剰に働いている状態を裏付けていました。
眼球運動トレーニングの実施
施術の中で、眼球運動のトレーニングも取り入れました。
横向きの姿勢で、ターゲットを追う眼球運動を繰り返し行いました。これは単なる目の運動ではなく、小脳やバランスの調整機能を高める効果があります。
ビジョントレーニングとも呼ばれるこの手法は、視覚情報の処理能力を向上させることで、全身の姿勢制御を改善します。目の動きが改善されると、脳が受け取る情報の質が向上し、身体のアウトプットも変わってくるのです。
K様の場合、デスクワークやスマホの使用で目の機能が低下していたため、このトレーニングは特に重要でした。施術後に自宅でも継続できるよう、動画も撮影してLINEで送る予定です。
関節と神経への複合的刺激
うつ伏せの姿勢で、背骨や骨盤周りの関節にもアプローチしました。
「歪みまくってますね」という状態で、特に腰椎と仙骨の境目あたりの可動性が低下していました。頭部も左右どちらかに傾いており、首の筋肉が過剰に緊張していました。
目の神経が集まる部分にもアプローチし、視覚機能の改善を促しました。「結構目が疲れてますね」という状態で、目の周りの筋肉も非常に硬くなっていました。
足首の柔軟性も改善するため、足関節の調整も行いました。過去の骨折の影響もあり、右足の動きが制限されていましたが、丁寧に可動域を広げていきました。
最後に、手首の調整も行いました。過去に2回骨折した右手首は、触られることへの不安もあったため、特に慎重に施術を進めました。
施術後の変化:ビフォーアフター
姿勢の改善と左右バランスの変化
施術後、再度姿勢の写真を撮影し、ビフォーアフターを比較しました。
施術前は左肩が明らかに高く、右肩が下がっていましたが、施術後はその左右差がかなり軽減されていました。完全に左右対称とはいきませんが、「ある程度はなくなっているんじゃないかなと思います」という状態まで改善しました。
水平面の傾きも改善され、全体的な身体のバランスが取れるようになりました。「体のバランスは取れているんじゃないかなと思います」という評価でした。
ただし、首や肩甲骨周りの硬さはまだ残っており、「この辺ちょっとまだ硬いですよね」という状態でした。一度の施術ですべてが完璧になるわけではなく、継続的なアプローチが必要だと説明しました。
可動域と柔軟性の向上
首の動きを再度チェックすると、施術前よりもスムーズに動くようになっていました。
肩の挙上動作も改善され、肩甲骨の動きが出やすくなっていました。背中の筋肉の緊張も緩和され、深呼吸がしやすくなったとのことでした。
腰の可動域も広がり、反らす動作や捻る動作での違和感が軽減されました。「ゴリゴリ」という音も少なくなり、動きがスムーズになりました。
足首の柔軟性も向上し、足の指を動かしやすくなりました。「お風呂とかで足の指とかはこんな感じでちょっと揺らしてあげた方がいいかもしれないですね」とアドバイスしました。
K様の率直な感想
施術後、K様からは率直な感想をいただきました。
「今日はいろんな角度から検査してもらって、自分の体のことがよくわかりました」という言葉が印象的でした。長年、「なぜこうなるのか」がわからなかった状態から、科学的な根拠を持って説明されたことで、納得感があったようです。
「一度にたくさんやってもらって」という感想もあり、脳幹へのアプローチ、筋膜リリース、眼球運動トレーニング、関節調整と、多角的なアプローチを実感されていました。
「課題がたくさんありますね」という言葉には、改善すべき点がまだ多いという自覚と、それに取り組む意欲が感じられました。
施術者が感じた重要ポイント
複合的な問題の絡み合い
K様のケースで特に印象的だったのは、複数の問題が複雑に絡み合っている点でした。
「これが原因というのはなさそうで、もうさっきお伝えしたところ全部複合的に絡まり合って出ている」という状態でした。背中の痛み、腰の痛み、首の歪み、目の疲れ、睡眠の質の低下、自律神経の乱れ。これらすべてが相互に影響し合っていました。
ヘルニアという構造的な問題も確かにありましたが、それはあくまでも結果であって、視覚、前庭系、体性感覚の情報源や機能が低下することによって、体が歪み、腰に負担がかかってヘルニアになったという流れが見えました。
だからこそ、単に筋肉をほぐすだけでは不十分で、脳幹や神経系、視覚機能といった中枢からアプローチする必要があったのです。
職業環境の影響の大きさ
K様の症状には、職業環境が大きく影響していました。
立ち仕事とデスクワークの両方、ヒールでの長時間勤務、片側へのバッグの負荷、インカムの装着。これらすべてが身体への負担を増大させていました。
特にインカムについては、「インカムしてると結構あるあるなんですよ」という会話がありました。前庭系が弱っていると、インカムの位置が安定せず、「落ち着かなくて、しっくりこない感じ」になるのです。
仕事環境を完全に変えることは難しいため、その中でいかに身体を整え、セルフケアを継続できるかが重要なポイントでした。
セルフケアへの高い意識
K様は非常にセルフケア意識が高い方でした。
ストレッチ、筋トレ、バランスボール、ストレッチポール。自分でできることは積極的に試していました。通勤時の徒歩も意識的に取り入れ、「なるべく体を動かすようにしている」という姿勢がありました。
足のサロンにも通ったことがあるとのことでしたが、「なんかちょっと続けられなくて」という経験もありました。この経験を踏まえ、今回は「小出しに送ります」と、無理なく継続できるようなサポート体制を提案しました。
「自分でケアしたいけど限界」という葛藤を抱えながらも、専門的な治療と並行してセルフケアも続けたいという意欲が感じられました。
今後の改善プランと継続的サポート
3ヶ月での改善目標
施術後、今後の改善プランについて説明しました。
「基本僕の経験的に3ヶ月間くらいでは、皆さん大体良くなると思います」という見通しを伝えました。ただし、生活を続けている以上、「10のものを0にするのは難しいんですけど、2か3くらいまでには多分いけると思います」という現実的な目標設定をしました。
K様の場合、課題は首、肩、肩甲骨と背骨の下方の柔軟性でした。これらの可動性が低下していることが、全身の症状につながっていました。
次回来院時には、これらの部位に対して集中的にアプローチする予定です。1週間から2週間以内の来院を推奨し、間隔を空けすぎないことで、改善の効果を持続させることを目指します。
セルフケア動画の提供
自宅でのセルフケアも重要な要素です。
「目と背中周りの肩甲骨のエクササイズの動画を撮らせてもらう」ことにし、LINEで送る予定です。胸椎の可動性を出すシーテッドツイストという動きも紹介しました。
「セルフケアの動画はたくさんあるので、ちょっと小出しに送りますね」と伝えました。一度にたくさんの情報を提供すると、「ストレスになってしまう」ため、継続しやすいように段階的に提供する方針です。
足の指のケアについては、「お風呂とかで足の指とかはこんな感じでちょっと揺らしてあげた方がいいかもしれないですね」とアドバイスしました。指に手を入れて揺らす動作を実演し、先端への刺激を入れることの重要性を説明しました。
次回予約と継続的フォロー
次回の予約は、年末の休暇明けの1月9日、朝10時に設定しました。
「年休明けだと9日?」という確認をし、K様の都合に合わせて調整しました。「朝がいいです」という希望に沿って、朝10時の枠を確保しました。
次回は1時間程度の施術を予定しており、「また次回の状態を見ながらまた変えていきます」という柔軟な対応を約束しました。
LINEでのフォローアップ体制も整え、「フルネームで漢字入れてもらって、お名前を送信してもらったら完了になる」という登録手順を案内しました。これにより、セルフケア動画の送付や、疑問点への対応がスムーズに行えるようになります。
同じ悩みを持つ方への専門家からのアドバイス
慢性症状は複合的に捉える
長年の肩こりや腰痛を抱えている方に、ぜひ知っていただきたいことがあります。
慢性的な症状は、単一の原因ではなく、複数の要因が絡み合って生じています。筋肉の硬さ、骨格の歪み、神経系の機能低下、視覚機能の低下、自律神経の乱れ。これらすべてが相互に影響し合っているのです。
だからこそ、「ここが痛いからここだけ治す」という対症療法では、根本的な改善にはつながりません。全身を一つのシステムとして捉え、多角的にアプローチすることが重要です。
特にデスクワークや立ち仕事が多い方は、姿勢が固定される時間が長く、三半規管や視覚機能が低下しやすい傾向があります。定期的に頭を動かす、目を休める、身体全体を動かすといった工夫が必要です。
セルフケアと専門治療の両立
セルフケアは非常に重要ですが、限界もあります。
K様のように、ストレッチやバランスボールなど、自分でできることを積極的に行っている方でも、「やっぱり自分では限界がある」と感じることがあります。
セルフケアで届く範囲と、専門的な施術でなければ届かない範囲があるのです。深部の筋膜の癒着、脳幹の機能調整、神経系への刺激。これらは専門的な知識と技術が必要です。
理想的なのは、専門的な施術で身体の状態を整え、その状態をセルフケアで維持するという両輪のアプローチです。どちらか一方だけでは不十分で、両方を組み合わせることで、持続的な改善が可能になります。
早めの対処が重要
「もう限界」と感じる前に、専門家に相談することをお勧めします。
K様のように、「そろそろ結構限界かな」という状態まで我慢してしまうと、改善にも時間がかかります。症状が軽いうちに対処すれば、より短期間で、より少ない負担で改善できる可能性が高まります。
特に過去にヘルニアなどの重篤な症状を経験している方は、再発のリスクもあります。「何かあった時に怖い」という不安を抱えながら生活するよりも、予防的に身体を整えておく方が、心身ともに健康的です。
「ひどくなったら行くスタイル」ではなく、定期的なメンテナンスを習慣化することで、症状の悪化を防ぎ、快適な日常生活を維持できます。
よくある質問
施術は痛いですか?
深部の筋膜にアプローチする際、「意外と痛いですよね」と感じることがあります。
ただし、これは表面的なマッサージでは届かない層に到達している証拠です。痛みの程度は調整可能で、我慢できないほどの痛みを与えることはありません。
施術後1〜2日は揉み返しのような感覚があることもありますが、これは身体が変化している過程で起こる正常な反応です。その後、徐々に楽になっていきます。
どのくらいの頻度で通えばいいですか?
初期は1〜2週間に1回のペースをお勧めしています。
症状が改善してきたら、徐々に間隔を空けていき、最終的には月1回程度のメンテナンスに移行します。
K様の場合、次回は1〜2週間以内の来院を推奨しました。「開けない方がいいので、ちょっともったいない」という理由からです。
セルフケアは必要ですか?
はい、セルフケアは非常に重要です。
施術で整えた状態を維持するためには、日常的なセルフケアが欠かせません。ただし、一度にたくさんのことを始めると続かないため、段階的に取り入れることをお勧めします。
当院では、LINEでセルフケア動画を「小出しに送ります」という方針で、無理なく継続できるようサポートしています。
他の整体やマッサージとの違いは何ですか?
最大の違いは、脳幹や神経系への中枢的アプローチです。
一般的な整体やマッサージは、筋肉や骨格という末梢へのアプローチが中心ですが、当院では三叉神経への振動刺激を通じて脳幹に直接アプローチします。
中枢のエラーを修正してから末梢にアプローチすることで、施術の効果が持続しやすく、「また元に戻る」という繰り返しを断ち切ることができます。
ヘルニアの既往歴があっても大丈夫ですか?
はい、過去にヘルニアを経験された方も多く来院されています。
K様も首と腰椎、頸椎のヘルニアの経験がありましたが、丁寧にカウンセリングを行い、身体の状態を確認しながら施術を進めました。
ヘルニアは結果であって、その原因となる身体の使い方や姿勢の問題を改善することで、再発のリスクを減らすことができます。
仕事が忙しくて時間が取れないのですが
K様も立ち仕事とデスクワークの両方で忙しい中、時間を作って来院されました。
初回は詳しい検査を含めて時間がかかりますが、2回目以降は1時間程度で施術が可能です。朝の時間帯など、ご都合に合わせて予約調整もできます。
また、セルフケア動画を提供することで、自宅や職場の休憩時間でも身体のケアができるようサポートしています。
保険は使えますか?
申し訳ございませんが、当院の施術は保険適用外となります。
初回は通常8,800円のところ、初回限定2,980円で受けていただけます。2回目以降は6,050円となります。
保険診療では制限がある詳細な検査や、時間をかけた施術を提供することで、根本的な改善を目指しています。
まとめ:根本改善への第一歩
K様のケースから学ぶこと
K様の事例は、慢性的な痛みを抱える多くの方に共通する要素を含んでいます。
長年の症状、セルフケアの限界、仕事環境による負担、過去の怪我の影響、睡眠の質の低下。これらすべてが複合的に絡み合い、「もう限界」という状態を作り出していました。
しかし、詳細な検査によって真の原因を明らかにし、脳幹や神経系への中枢的アプローチと、筋膜や関節への末梢的アプローチを組み合わせることで、一度の施術でも明確な変化が現れました。
「自分の体のことがよくわかりました」という言葉が示すように、科学的な根拠を持って説明され、納得した上で施術を受けることの重要性も浮き彫りになりました。
継続的な改善への道筋
根本的な改善には、継続的なアプローチが必要です。
「3ヶ月間くらいでは、皆さん大体良くなると思います」という見通しのもと、定期的な施術とセルフケアを組み合わせていくことで、症状を10から2、3まで軽減することを目指します。
完全にゼロにすることは難しくても、日常生活に支障がないレベルまで改善し、「何かあった時に怖い」という不安から解放されることが目標です。
次回来院時には、首、肩、肩甲骨と背骨の下方の柔軟性に集中的にアプローチし、さらなる改善を図ります。
あなたも根本改善を目指しませんか
もしあなたも、K様と同じように慢性的な痛みや不調を抱えているなら、それは単なる筋肉の問題ではないかもしれません。
視覚機能、三半規管、自律神経、筋膜、関節。これらすべてが複合的に関わっている可能性があります。
「なぜこうなるのか」を科学的に明らかにし、中枢から末梢まで多角的にアプローチすることで、根本的な改善が可能です。
セルフケアの限界を感じている方、「もう限界かも」と思っている方、過去の怪我や症状の再発が怖い方。ぜひ一度、専門家に相談してみてください。
ご予約・お問い合わせ
リリーフポート整体院 大手町店では、初回限定2,980円で詳細な検査と施術を受けていただけます。
広島市中区大手町の便利な立地で、原爆ドーム前、紙屋町、八丁堀からもアクセスしやすい場所にあります。
ご予約やご相談は、お気軽にお問い合わせください。あなたの身体の悩みに、科学的根拠に基づいた施術でお応えします。
店舗情報
リリーフポート整体院 大手町店
住所:広島県広島市中区大手町1丁目7-23
慢性的な痛みから解放され、快適な日常生活を取り戻す第一歩を、一緒に踏み出しましょう。