首肩こりを放置しておくと危険な理由をプロが徹底解説
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リリーフポートの宮本郁也です。(鍼灸師・国家資格保有)
今回は、「首肩こりを放置しておくと危険な理由」について分かりやすく解説します。
首肩こりは“よくある不調”と思われがちですが、実はそのまま放置すると、筋肉だけでなく脳・神経・姿勢・呼吸にまで悪影響が広がります。「肩こりぐらい」と軽く見ていた方ほど、後で大きな不調につながることもあります。
◆ 首肩こりを放置すると、何が起こるのか?
首肩こりを放置すると、体の中で次のような状態が少しずつ進行していきます。
- 首まわりの筋肉が固まって血流が悪くなる
→ 筋肉が回復しないため、肩こりが“取れないのが当たり前”の身体になる。 - 脳が痛みを“記憶”し、痛みを感じやすくなる
→ 普段のデスクワークやスマホでも首肩がツラく感じるようになる。 - 姿勢を支える筋肉のバランスが崩れる
→ 頭が前に出る姿勢が固定され、肩が巻いてくる。 - 呼吸が浅くなり、自律神経が乱れる
→ さらに肩に力が入りやすくなり、睡眠の質も低下する。
こうした変化はゆっくり進むため、自覚がないまま“悪い状態が定着”してしまうことが多いのです。
◆ 【危険①】姿勢の崩れが進行し、首肩こりが固定化する
首肩こりを放置すると、特に胸の筋肉や前側の筋膜が固まり、肩が前に巻いてくる「巻き肩」が進みます。その結果、頭が前に出た姿勢(ストレートネック)が固定され、以下の不調が出やすくなります。
- 常に肩が重い
- 肩甲骨が動かない
- 後頭部が痛い
- 頭が締め付けられるような頭痛
姿勢が崩れれば崩れるほど、首が頭(約5kg〜6kg)を支えるために過緊張を起こし、首肩こりが悪化していきます。
◆ 【危険②】脳が“こりやすい身体”を学習してしまう
首肩こりは筋肉だけの問題ではなく、脳が関わっています。長期間放置すると、脳は首肩の緊張を“いつもの状態”として記憶します。これを脳科学では「中枢感作(痛みの過敏化)」と呼びます。
中枢感作が起こると…
- 疲れていなくても首肩が張る
- 少しの動きでも肩が痛い
- 寝ても疲れが抜けない
- 気づけば肩に力が入っている
つまり、脳が「こりやすい身体」を作ってしまうのです。結果、首肩こりが慢性化してしまうのです。
◆ 【危険③】呼吸が浅くなり、さらに首肩こりが進行する
首肩が固まると、胸郭(胸まわり)が動きにくくなります。すると横隔膜が働きにくくなり、自然と“肩で息をする呼吸”へ変わっていきます。
肩呼吸が続くと…
- 首まわりの筋肉が常に働きすぎる
- 呼吸が浅く副交感神経が働かない
- ストレスが抜けない身体になる
- 眠りが浅くなり、さらに肩こりが悪化
呼吸の悪化が原因で肩こりが慢性化する人は非常に多いです。
◆ 【危険④】自律神経が乱れ、全身の不調へ広がる
首肩こりが進むと、首の付け根にある「自律神経ポイント(脳幹周囲)」が刺激され、身体のバランスが崩れやすくなります。
その結果…
- めまい・耳鳴り
- 頭痛
- 胃腸の不調
- 生理痛・PMSの悪化
- 集中力の低下
首肩こりを放置すると“肩だけの問題”で終わらず、全身の不調へと波及していきます。
◆ リリーフポートのアプローチ
首肩こりを放置せず根本から改善するためには、筋肉だけでなく、脳・神経・筋膜・姿勢・呼吸のすべてを整える必要があります。
リリーフポートではまず丁寧な評価で原因を特定し、施術で身体を整え、さらに再評価で変化を確認しながら、身体が変化を学習・定着できるようサポートします。
評価→施術→再評価を繰り返し、リセット→学習→定着のプロセスを大切にしています。
※効果や体感には個人差があり、必要に応じて医療機関の受診をご案内します。