首肩こりがある日は、なぜか集中力も落ちる理由
こんにちは。リリーフポートの宮本郁也です。(鍼灸師・国家資格保有)
首肩こりが強い日は、なぜか集中力が続かない。 仕事の効率が落ちたり、考えがまとまらなかったり、「頭がうまく働かない」感覚を覚える方は少なくありません。
実はこの状態、単なる疲労や気分の問題ではなく、首肩こりによって脳と神経の情報処理が乱れている結果として起こっています。 首肩こりは筋肉だけの問題ではなく、脳・神経・感覚入力・自律神経を含めた「中枢の問題」として捉える必要があります。
なぜ首肩こりがあると集中力が落ちるのか?
首肩の緊張が「脳の覚醒システム」を過剰に刺激する
首や肩の筋肉には、姿勢や頭の位置を常に脳へ伝える「固有感覚受容器」が非常に多く存在しています。 首肩こりがある状態では、これらの受容器から「緊張している」「安定していない」という信号が絶えず脳へ送られ続けます。
この情報は脳幹や小脳を経由し、網様体賦活系と呼ばれる覚醒システムを刺激します。 結果として脳は「休んでいい状態」になれず、常に警戒モードのまま働き続けることになります。
一見、覚醒している方が集中できそうに感じますが、実際には覚醒が過剰な状態では前頭前野の働きが低下し、 思考・判断・注意のコントロールがうまくいかなくなります。
首肩こりによる血流・呼吸の変化が脳機能を低下させる
首肩こりが慢性化すると、首周囲の筋緊張により血管や呼吸運動にも影響が出ます。 特に胸郭の動きが制限され、呼吸が浅くなることで、脳への酸素供給が不安定になります。
脳は体の中で最も酸素を必要とする器官です。 酸素供給がわずかに低下するだけでも、集中力・記憶力・処理速度は顕著に落ちていきます。
「頭が重い」「ぼーっとする」「考えが鈍い」といった感覚は、 首肩こりと呼吸・循環の低下が同時に起きているサインであることが多いのです。
首肩こりは感覚入力のノイズとなり、脳の処理能力を奪う
脳は本来、視覚・聴覚・体性感覚など大量の情報を統合しながら必要な情報だけを選別しています。 しかし首肩こりがある状態では、首や肩からの「不快な感覚情報」が常に入力され続けます。
この状態は、脳にとって常にノイズが入っている状態に近く、 本来集中すべき思考や作業に使われるエネルギーが奪われてしまいます。
結果として、「集中しようとしても気が散る」「頭が疲れやすい」といった状態が起こります。
目の疲れと首肩こりが脳疲労を加速させる
首肩こりがある方の多くは、同時に眼精疲労も抱えています。 目の動きやピント調節は脳神経によって制御されており、視覚負荷はそのまま脳の負担になります。
目が疲れると首の筋肉が反射的に緊張し、首肩こりが悪化。 するとさらに脳疲労が進み、集中力が低下するという悪循環が形成されます。
首肩こりは「集中できない体の状態」を知らせる警告
首肩こりがある日は、「集中できない自分が悪い」と感じてしまう方も多いですが、 実際には脳と神経が限界に近づいていることを知らせる防御反応であることがほとんどです。
このサインを無視して無理を続けると、首肩こりは慢性化し、 集中力低下・脳疲労・睡眠の質低下へとつながっていきます。
整体の視点で考える首肩こりと集中力
リリーフポートでは、首肩こりを単なる筋肉の硬さとして扱いません。 首肩・姿勢・呼吸・神経系の連動を評価し、脳が「安心して働ける状態」を取り戻すことを目的としています。
体の緊張がリセットされ、感覚入力が整理されることで、 「気づいたら集中しやすくなっていた」「頭が軽く感じる」という変化を感じる方も多くいらっしゃいます。
大手町・紙屋町・八丁堀・袋町・原爆ドーム前エリアからも、 首肩こりや集中力低下に関するご相談を多くいただいています。
リリーフポートでは、評価→施術→再評価を繰り返し、 リセット → 学習 → 定着 のプロセスを大切にしています。
※効果や体感には個人差があり、必要に応じて医療機関の受診をご案内します。