2025.12.27

首肩こりと目の疲れが同時に出ている方へ

首肩こりと目の疲れが同時に出ている方へ

こんにちは。リリーフポートの宮本郁也です(鍼灸師・国家資格保有)。

デスクワークやスマートフォンの使用が当たり前になった現代では、「首肩こり」と「目の疲れ」を同時に感じている方が非常に多くいらっしゃいます。首や肩が重だるく、目もスッキリしない。その状態が日常になってしまい、「これが普通」と感じている方も少なくありません。

しかし、首肩こりと目の疲れが同時に出ている状態は、単なる筋肉疲労だけでは説明できないことが多く、実際には脳や神経の働きが大きく関わっています。

目は、脳の一部とも言われるほど神経との関係が深い器官です。パソコンやスマートフォンの画面を長時間見続けることで、視覚情報が脳へ大量に送り続けられ、脳は常に処理を強いられる状態になります。この状態が続くと、脳は休まる時間を失い、いわゆる「脳疲労」の状態に近づいていきます。

脳が疲労すると、自律神経のバランスにも影響が出やすくなります。特に交感神経が優位な状態が続くと、体は無意識のうちに緊張モードに入り、首や肩、背中の筋肉が常に力んだ状態になります。その結果、首肩こりが慢性化し、目の疲れも抜けにくくなってしまいます。

また、目を使い続けていると、自然と顔が前に出やすくなり、首が前方に引っ張られる姿勢になりがちです。この姿勢は、首肩まわりの筋肉だけでなく、脳幹や脊髄につながる神経の通り道にも負担をかけるため、首肩こりと目の疲れがセットで現れやすくなります。

目の疲れが強くなると、「ピントが合いにくい」「視界がぼんやりする」「光がまぶしく感じる」といった感覚が出ることがあります。こうした感覚は、脳が過敏になっているサインでもあり、体は防御反応としてさらに緊張を強めてしまいます。その結果、首や肩のこりが悪化し、呼吸も浅くなりやすくなります。

整体の視点では、首肩こりや目の疲れを「部分的な問題」として捉えるのではなく、脳・神経・姿勢・呼吸といった全体のつながりとして評価していきます。首や肩の動きだけでなく、目の動きや可動域、呼吸の入り方などを確認すると、ご自身でも気づいていなかった緊張のクセが見えてくることがあります。

首肩こりが強い方ほど、無意識に呼吸が浅くなり、体が常に緊張した状態を保とうとしています。この状態では、血流や神経の働きが滞りやすく、首肩こりや目の疲れがなかなか抜けない悪循環に陥ってしまいます。全身がリラックスしやすい状態をつくることは、脳や神経の負担を減らすうえでも非常に重要です。

「目の疲れは仕事柄仕方ない」「首肩こりはいつものこと」と感じている方も多いかもしれませんが、体は常に小さなサインを出し続けています。そのサインに気づき、早めにケアしていくことが、慢性化を防ぎ、快適な毎日へとつながっていきます。

大手町・紙屋町・八丁堀・袋町・原爆ドーム前エリアからも、首肩こりや目の疲れに関するご相談を多くいただいています。首肩こりと目の疲れが同時に出ている方は、どうぞお気軽にご相談ください。

リリーフポートでは、神経学や解剖学などの学術的知見に基づき施術を行なっています。不調の背景は単純ではありません。生まれ持った身体特性と日々の生活習慣が掛け合わさり、脳神経・自律神経/筋膜・骨格/ホルモン・栄養/臓器機能などに多面的な影響として表れることがあります。

だからこそ私たちは評価→施術→再評価を繰り返し、リセット→学習→定着のプロセスを丁寧に進めています。

※効果や体感には個人差があり、必要に応じて医療機関の受診をご案内します。

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